ウエストダーツ 製図 型紙 作り方

ウエストダーツ 製図 型紙 作り方

ウエストダーツ 製図

ウエストダーツの製図のイラスト

なぜダーツが必要かと言うと平面の物を立体的な身体にあわせるには、

平面の製図を立体にしてやらないといけません。

平面のままでも大丈夫なものは多々ありますが、身体に合わせるには、

立体構造にしないといけません。

そこで使用するのがダーツです。

基本的に種類は4種類あります。

ウエストダーツの使い方と注意点ですが、

前身頃のダーツはバストの一番先端部分に向かって図のように引きます。

後ろ身頃は肩幅線に向かうダーツを作ると綺麗に仕上がります。

ウエストダーツの製図のイラスト

あと前後身頃の脇線部分もダーツのようにカットします。

ウエストラインの赤の点線で残った部分が

合わせるウエストサイズにしておきます。

本当にピッタリとした衣装を作るときは

一度ダーツを計算して引いた後に、安い生地を使って試作を作り、

ダーツの感じを見て、あまっている所をチャコペンなどで印を付けて、

製図に反映させていくと綺麗に仕上げられます。

これを立体裁断と言います。

平面裁断はどうしても、製図を平面や直線で計算する事が多いですが、

実際人の身体で平面名部分は1箇所もありません。

平面裁断でダーツを計算して、完璧に仕上げても、

試作を作り確認すると思いのほか身体にフィットしません。

コレを解消するために試作にダーツの

修正ラインを引いて型紙に反映させるのです。

修正した型紙のラインは驚くほど最初に作ったラインとかけ離れ、

ダーツや脇線も曲線を描いていたり、

違うダーツを追加する事になったりしています。

作る服の形状やデザインによってどの製図も同じ物は存在しません。

原型はあくまでも自分自身の基本サイズで、

平面裁断ではどうしても仕上がりに限界が出ます。

ただ立体裁断をして試作を修正してと、

手間隙とコストはかかりますが、

出来上がりのラインは綺麗に物になると思いますので、頑張ってみて下さい。

話は逸れてしまいましたが、ダーツを取る際の注意点は、

ダーツは基本的に服の内側に倒しますが、

型紙を仕上げるときは、必ずダーツを内側に倒した状態で、

裾のラインが綺麗になるように切り落としてください。

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