袖 製図 型紙 作り方

袖 製図 型紙 作り方

袖 製図

身頃の原型と同じく袖の原型の製図になります。

身頃原型同様にこれを基準に袖を作っていきますので、

しっかりと作っておくと、後で加工したりと重宝します。

袖の製図のイラスト

製図の順番としては、まず、そでやま線をそでの長さ分引きます。

その後に袖山の高さに印をつけて腕周り線を引きます。

袖山の左端と腕回り線の下を直線で結び、三角形を作ります。

その後うで回り線を3等分して線を引きます。

そでぐり線の通る位置は図を参照してください。

ひじ線を描いて、袖口線を引いて、袖口線と腕回り線をつなげると

袖の原型の完成になります。

少し難しいですが一度作ると後は加工ばかりで楽になりますので、

自分の袖の原型は作っておくと便利です。

こんな面倒くさい物を作らなくても、

市販の物を加工すればと考える方も多いと思います。

その型紙が作るデザインのイメージに近い物なら

加工はそんなに難しくないと思いますのでそれはいいことだと思います。

ただ・・・例えば袖以外のイメージは変わらないから、

この型紙の袖だけ細くして・・・・

等とお考えの際に注意することがあります。

それは、衣装を作られたことのある方ならわかるとは思いますが、

身頃のそでぐり線と袖のそでぐり線は本当に合わせるのが難しく、

ここを合わせないと身頃に袖がつきません。

最終的には袖山で調整したり、身頃のアームホール部分を調整したりと、

大変な作業になります。

袖を細くしたいと思われた際には、

凄く沢山の変化が出てきます。

袖を細くする⇒そでぐり線が小さくなる⇒

アームホールが小さくなる⇒

肩幅に影響が出る⇒脇線がかわる。

袖を細くするだけで身頃の雰囲気にまで変化が出てきますので、

出来るだけ袖部分が自分のイメージに合ったものを

選ばれて買うほうが後々修正しやすいです。

でも市販されている女性Mサイズの服の袖は、

何でこんなに太いの?と言う物が大半です。

これは女性Mサイズでも腕の太い人から

細い人まで対応できる型紙になっているのです。

ダボッとしたコートなら良いかも知れませんが、

コスプレ衣装の場合はタイトな服が多いので難しいですね・・・。

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